
せっかく白髪染めしたのに、しばらくすると黄色っぽくなってきた…。
それに、染めていない白髪も黄ばんで見える気がして😢
こんにちは。美容師歴20年以上、白髪・うねり・髪色の悩みに向き合う40代・50代のお客様をたくさん見てきたさちこです🌿
「白髪染めが黄色っぽく抜けてくる」「白髪そのものが黄色っぽく見える」——40代以降にとても多いお悩みです。黄みの出方は、じつはその人がもともと持っている色素によって変わります。
この記事では、現役美容師の私が、黄色っぽくなる5つの原因と、サロンでお客様に実際に伝えている対処法・毎日のケアを、正直にお話しします。
先にお伝えしておくと、黄みは美容室で消しても、早い人で1か月、だいたい1〜2か月でまた出てきます。だからこそ「直す」と同じくらい「戻りにくくするケア」が大事なんです💁♀️
- 白髪染めが黄色っぽくなる5つの原因
- 染めていない白髪が黄ばんで見える理由
- サロンでお客様に伝えている対処法
- 黄みを戻りにくくする毎日のケア
- 美容室での伝え方とNG行動
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結論|まずシャンプーを変えて、気になったら早めに美容室へ



先に結論を。すぐ黄色っぽくなるなら、まずはシャンプーを変えてみること。そして気になったら、早めに美容室で相談するのがおすすめです😊
黄みが出やすいかどうかは、もともと持っている色素によって人それぞれです。美容室で黄みを消すことはできますが、それは一時的なもの。早い人で1か月、だいたい1〜2か月で、また黄みが戻ってきます。
そこで大切になるのが、色を抜けにくくする毎日のケアです。シャンプー・トリートメント・ドライヤー・紫外線対策をしっかりして、黄みが戻るまでの時間をのばしていきましょう。
反対に、自宅でカラートリートメントや紫シャンプーを使って黄みを消す方法は、美容師としてはあまりおすすめしていません。くわしくは、このあとお話ししますね。
白髪染めが黄色っぽくなる5つの原因
黄色っぽくなる原因は、ひとつではありません。いくつかが重なって、黄みが目立ってくることがほとんどです。
原因①:もともと持っている色素が黄色系
髪の色は、いくつかの色素が混ざってできています。白髪染めをしても、時間がたって染めた色が抜けてくると、その人がもともと持っている色素が表に出てきます。もともと黄み系の色素を持っている方は、黄色っぽくなりやすいんです。
同じように白髪染めをしても、赤っぽくなる人と黄色っぽくなる人がいるのは、この持っている色素の違いによるもの。出方には個人差があります。赤っぽくなる方は、こちらの記事で対処法をまとめています。


原因②:洗浄力の強いシャンプーで色が流れ出る
洗浄力の強いシャンプーは、ヘアカラーの色素を毎日少しずつ洗い流してしまいます。染めた色が抜けるほど、もともとの黄みが見えやすくなります。すぐ黄色っぽくなるというご相談で、私がまずシャンプーを見直してもらうのはこのためです。
原因③:紫外線で色があせる
髪は紫外線を浴びると、ヘアカラーの色素が分解されて退色しやすくなります。とくに白髪・明るい髪は紫外線の影響を受けやすく、黄ばみ・色抜けが進みます。屋外で過ごす時間が長い人ほど黄色くなりやすいです。
原因④:傷んだ髪は色が抜けやすい
カラーやブリーチ、熱(ドライヤー・アイロン)でダメージを受けた髪は、キューティクルが開いて色素が抜けやすくなります。傷んだ髪ほど、染めても色持ちが悪く、すぐ黄ばみます。
40代・50代になると、髪は乾燥しやすく、ハリ・コシも落ちてきます。乾燥して傷んだ髪は色を抱えておく力が弱いので、退色が進みやすくなります。
原因⑤:明るめの色で染めている
明るく染めるほど、色が抜けたときの黄みが目立ちやすくなります。明るい色は、髪がもともと持っている黄み・赤みを活かして作られていることが多く、色が抜けるとその黄みが表に出てくるためです。反対に、暗めの色なら黄みは目立ちにくくなります。



原因がわかれば、手の打ちようがあります。その前に、今の色が本当に「黄み」なのか、見分け方も確認しておきましょう💁♀️
黄色っぽい?赤っぽい?暗すぎ?色の見分け方
「色が変わってきた」と感じたとき、それが黄みなのか、赤みなのか、ただ暗くなりすぎているのかで、対処のしかたが変わります。明るい場所で、鏡を見ながら確かめてみてください。
- 黄色っぽい:光に当たると、金色やレモン色のように見える。表面や毛先が明るく抜けている → この記事の対処法へ
- 赤っぽい・オレンジっぽい:光に当たると、赤茶色やオレンジ色に見える → 赤っぽくなる記事へ
- 暗くなりすぎ:室内だと真っ黒に見える。白髪は隠れているけれど、重たい印象になる → 暗くなりすぎた記事へ
黄みと赤みが混ざって、オレンジっぽく見えることもあります。自分では判断しにくいときは、美容室で見てもらいましょう。
黄色く抜けていくのとは反対に、色が濃く入りすぎて暗くなってしまった場合は、対処のしかたが変わります。そちらは別の記事で解説しています。


染めていない白髪が黄ばんで見えるのはなぜ?



染めていない白髪も、なんだか黄色っぽいんです…。シャンプーで皮脂がちゃんと落ちていないのかな?🤔



皮脂や整髪料の汚れで、白髪が黄ばむことはないですよ。白髪の黄みは、もともと持っている色素が黄色系だからだと思います💁♀️
白髪の黄ばみは「皮脂の酸化」や「整髪料の汚れ」が原因と言われることがありますが、皮脂や整髪料の汚れで黄ばむことはありません。シャンプーのしかたを責めなくて大丈夫です。
ただし、紫外線は別です。紫外線を浴びると髪の色があせるので、そのせいで黄ばんで見えることはあります。
白髪の黄みを取りたいときは、美容室で相談してください。黄みにならない染料を使って染めることで、黄みを抑えることができます。自分でなんとかしようとするより、美容師さんに相談したほうがいいですよ。
サロンでお客様に伝えている対処法
「すぐ黄色っぽくなる」というご相談をいただいたとき、私がお客様にお伝えしていることを、そのままご紹介します。
① まずはシャンプーを変えてみる
すぐ黄色っぽくなるなら、やっぱりまずはシャンプーを変えてみるのがおすすめです。洗浄力の強いシャンプーを使っていると、せっかく染めた色が毎日少しずつ流れ出てしまうからです。
選ぶときの目安は3つ。①洗浄がやさしい(アミノ酸系など)②傷んだ髪を補修・保湿できる③カラー後の髪を意識して作られている。洗浄力が強すぎるシャンプーは、汚れと一緒に大事な色まで落としてしまいます。
私がお客様におすすめしているシャンプーは、4つあります。
- haru kurokamiスカルプ
- リル ラグジュアリーシャンプー
- スカルプD ボーテのシャンプー
- マイナチュレ 薬用スカルプシャンプー
この記事では、そのうちharu kurokamiスカルプをご紹介しますね。


ほかの3つのシャンプーは、それぞれの記事でくわしく紹介しています。










② シャンプーのあとのトリートメントもしっかり
シャンプーのあとにつけるトリートメントも大切です。傷んだ髪ほど色が抜けやすいので、トリートメントでしっかりケアして、色を抜けにくくしておきましょう。シャンプーだけ変えて、トリートメントはおろそか…にならないようにしてくださいね。
③ 気になったら、すぐ美容室で相談する
黄みが気になったら、我慢せずに早めに美容室で相談するのは、とてもいいことです。今の黄みを抑えるだけでなく、次のカラーをどうするかも一緒に考えてもらえます。
ただ、美容室で黄みを消しても、早い人で1か月、だいたい1〜2か月でまた黄みが戻ってきます。美容室で直したら終わり、ではなく、①②とこのあと紹介する毎日のケアを続けることが大事です。
④ 暗めでもいいなら、暗めの色にする
暗めの色は黄みが目立ちにくいので、「暗めでも大丈夫」という方には、暗めの色をおすすめしています。
ただし、暗い色ほど、根元が伸びてきたときに白髪が目立ちやすくなります。明るさを保ちたい方は無理に暗くせず、美容室で相談してみてください。色の選び方は、こちらの記事でくわしくまとめています。





「もともと黄み系の色素を持っていて、黄みを消したい」というお客様は、サロンにも時々いらっしゃいます。そういう方には、色が抜けるのを防ぐために、シャンプー・ドライヤー・トリートメントをしっかりしてくださいとお伝えしています😊
自宅で黄みを消す方法は、あまりおすすめしていません
黄ばみ対策としてよく聞くのが、カラートリートメントや紫シャンプーで黄みを打ち消す方法です。色には「反対色(補色)」という関係があり、黄色の反対は紫。黄みの上に反対の色を重ねて、目立たなくするという考え方ですね。
美容室で黄みを抑えるときも、この色のしくみを使っています。ただ、どの色をどれくらい入れるかは、髪の状態を見ながら決めるもの。だから黄みが気になるときは、自宅で色を足すより、美容室で相談してほしいんです。
カラートリートメントで黄みを抑える
黄みを抑える目的でカラートリートメントを使うのは、美容師としてはあまりおすすめしていません。黄みが気になるときは、自宅でなんとかしようとせず、美容室で相談してみてください。
紫シャンプー(ムラサキシャンプー)
黄ばみ対策でよく聞く「紫シャンプー」ですが、正直、美容師としてはあまりおすすめしていません。色の加減が難しく、入れすぎるとかえって紫っぽく・くすんで見えることがあるからです。黄みが気になるなら、まずはシャンプーを変える・美容室で相談する、のほうが安心ですよ😊
黄みを戻りにくくする毎日のケア
黄みを戻りにくくする赤っぽくなる髪のケアと同じでOK。赤っぽくなるか黄色っぽくなるかは持っている色素の違いなので、色を抜けにくくするケアは共通なんです。
- シャンプーを変える:洗浄がやさしいものに(私のおすすめは、上で紹介した4つ)
- トリートメントをしっかり:シャンプーのあとに毎回
- ぬるま湯で洗う:熱いお湯は色落ちを早める
- いいドライヤーで乾かす:お風呂上がりはすぐ、根元から
- 帽子をかぶる:外に出るときは紫外線から髪を守る
洗い方|ぬるま湯で、やさしく、しっかりすすぐ
まずお湯の温度。38度前後のぬるま湯で洗いましょう。熱いお湯はキューティクルを開いて色素を流出させ、黄ばみ・退色を早めます。洗うときはゴシゴシこすらず、指の腹でやさしく。すすぎは「もういいかな」と思ってから、もうひとすすぎするくらい丁寧に。流し残しは頭皮トラブルの原因にもなります。
乾かし方|お風呂上がりはすぐ、いいドライヤーで
濡れた髪は、色が抜けやすい無防備な状態です。自然乾燥で放っておくと、そのあいだにダメージも進みます。お風呂上がりはすぐにドライヤーで、根元から乾かしましょう。ドライヤーも、できればいいドライヤーに変えるのがおすすめです。高温を当てすぎず、8割乾いたら冷風で仕上げると、ツヤも出ます。
紫外線|外に出るときは帽子を
紫外線は、髪の色をあせさせる大きな原因です。外に出るときは、帽子をかぶって髪を紫外線から守りましょう。とくに夏は紫外線が強く、黄みが一気に進みやすい季節です。
冬は乾燥で髪が傷みやすく、色が抜けやすくなります。トリートメントでしっかり保湿し、ドライヤーの当てすぎに気をつけてください。
夏にプールや海に入ったあとは、黄ばみが一気に出やすくなります。塩素や塩分も色を抜けやすくするので、上がったら早めに洗い流しましょう。





特別なことをしなくても、毎日のシャンプー・トリートメント・ドライヤー・帽子を見直すだけで、色の持ちは変わってきますよ🌿
染めてから次のカラーまで|時期ごとのケア
黄みは、染めてすぐ出るものではなく、時間がたって色が抜けてくると出てきます。染めてから次のカラーまで、時期ごとに気をつけたいことをまとめました。
染めたあと〜2週間くらい|きれいなうちからケアを始める
色がきれいなうちは、つい何もしなくなりがち。でも、黄みが出てからあわてるより、きれいなうちからシャンプー・トリートメント・ぬるま湯・ドライヤー・帽子の毎日のケアを始めておくほうが、黄みが出るまでの時間をのばせます。
1か月くらい|早い人は黄みが出はじめる
美容室で黄みを消しても、早い人は1か月くらいで黄みが戻りはじめます。「あれ、少し黄色いかも」と感じたら、シャンプーやトリートメントがおろそかになっていないか、外で帽子を忘れていないか、見直してみてください。
1〜2か月|多くの方は黄みが戻ってくる時期
だいたい1〜2か月で、多くの方は黄みが気になってきます。ここで自宅の紫シャンプーやカラートリートメントに頼るより、次のカラーのタイミングで美容室に相談を。「前回は何か月くらいで黄色っぽくなったか」を伝えると、次の染め方を考えてもらいやすくなります。
やってはいけないNG行動
- 熱いお湯でしっかり洗う:色が抜けやすくなる
- 洗浄力の強いシャンプーを使い続ける:黄みが出やすくなる
- トリートメントをしない:傷んだ髪ほど色が抜けやすい
- 濡れたまま自然乾燥:ダメージが進んで色が抜ける
- 高温のアイロン・ドライヤーを毎日:傷んで色が抜ける
- 黄みを我慢して明るく染め続ける:さらに黄みが目立つ
美容室での伝え方|そのまま使える例
美容室では、ただ「黄色っぽいのが気になる」と言うより、具体的に伝えると相談しやすくなります。そのまま使える例です💁♀️
- 黄みを抑えたい:「すぐ黄色っぽくなるので、黄みが出にくいように染めてほしいです」
- 暗めでもいい:「暗めでも大丈夫なので、黄みが目立たないようにしたいです」
- 明るさは保ちたい:「明るさは保ちたいけれど、黄みが気になります」
- 前回の様子:「前回は1か月くらいで黄色っぽくなりました」
染めていない白髪の黄みが気になる場合も、「白髪の黄みを取りたい」と伝えれば、黄みにならない染料で染める相談ができます。
よくある質問(FAQ)
Q. 黄みは、染め直さないと直らない?
今出ている黄みを消したいなら、美容室で相談するのがいちばんです。あわせてシャンプーを変えるなど毎日のケアをすると、黄みが戻るまでの時間をのばせます。
Q. 美容室で黄みを消したら、どのくらいもちますか?
早い人で1か月、だいたいの方は1〜2か月で黄みが戻ってきます。だからこそ、シャンプー・トリートメント・ドライヤー・紫外線対策の毎日のケアが大事です。
Q. 赤っぽくなる人と黄色っぽくなる人の違いは?
その人がもともと持っている色素の違いです。色を抜けにくくする毎日のケアは、どちらも同じで大丈夫です。
Q. 染めていない白髪の黄ばみは、どうすれば取れる?
美容室で相談してください。黄みにならない染料を使って染めることで、黄みを抑えられます。
Q. 皮脂や整髪料の汚れで、白髪は黄ばみますか?
皮脂や整髪料の汚れで黄ばむことはありません。ただ、紫外線は髪の色をあせさせるので、黄ばんで見えることはあります。
Q. 紫シャンプーは使ったほうがいい?
美容師としては、あまりおすすめしていません。色の加減が難しく、入れすぎると紫っぽく・くすんで見えることがあります。
Q. カラートリートメントで黄みは消せますか?
黄みを抑える目的では、あまりおすすめしていません。黄みが気になるときは、美容室で相談してみてください。
Q. 暗めに染めれば黄ばみませんか?
暗めの色は、黄みが目立ちにくくなります。ただ、根元が伸びたときに白髪が目立ちやすくなるので、「暗めでも大丈夫」という方におすすめしています。
Q. すぐ退色する人の共通点は?
洗浄力の強いシャンプー・熱いお湯・紫外線・ダメージ毛、が共通点。逆に言えば、ここを直せば色持ちは改善します。
Q. プールや温泉で黄ばみやすいって本当?
本当です。塩素や温泉の成分は、ヘアカラーの色を抜けやすくします。入ったあとはすぐに洗い流して、トリートメントでケアしておきましょう。
Q. 黄み対策は、いつから始めればいい?
染めたあと、色がきれいなうちからです。色は少しずつ抜けていくので、最初からシャンプー・トリートメント・ぬるま湯・ドライヤー・帽子のケアをしておくと、黄みが出るまでの時間をのばせます。
Q. 男性の白髪の黄ばみにも、同じ方法が使える?
はい、原因とケアは同じです。シャンプー・トリートメント・紫外線対策を見直し、黄みを取りたいときは美容室で相談してみてください。
Q. 色持ちケアはどれくらいで効果を感じますか?
シャンプーや洗い方を変えると、次に染めたときの「黄ばむまでの期間」で違いを実感しやすいです。1サイクル(染め直しまで)試すと、色持ちの変化がはっきり分かります。
まとめ|黄みは「シャンプー」と「早めの美容室」、そして毎日のケアで
白髪染めが黄色っぽくなるのは、もともと持っている色素・シャンプー・紫外線・髪のダメージ・色の明るさが重なって起こります。すぐ黄色っぽくなるなら、まずはシャンプーを変えてみること。気になったら、早めに美容室で相談してください。
美容室で黄みを消しても、1〜2か月で戻ってくるのがふつうです。シャンプー・トリートメント・ぬるま湯・ドライヤー・帽子。毎日のケアで、黄みが戻るまでの時間をのばしていきましょう🌿



自宅で黄みを消そうとがんばるより、まずは毎日のケアと、早めの美容室での相談から始めてみてくださいね😊
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