
カラトリを買おうとしたら、色が何種類もある…。ブラック?ダークブラウン?どれも同じに見えて、選べないままカートを閉じちゃった。
わかります。色を選ぶところで、手が止まるんですよね。
真っ黒にして「染めました感」が出たら嫌だけど、明るすぎて白髪が染まらなかったらもったいない。しかも一度買ったら、しばらく使い続けることになる。だから慎重になってしまう。
この記事では、美容師歴20年以上の私が「あなたは何色を選べばいいか」をはっきりお伝えします。色見本を並べるだけの記事ではなく、選び方の考え方をお話ししますね。
結論|迷ったらダークブラウン。そして「暗すぎる色」は選ばないで
- 迷ったらダークブラウン。いちばん失敗が少なく、日本人の髪になじみます
- 🔑暗い色ほど、根元が伸びたときに白髪が目立ちます(ここが最重要)
- 「しっかり染めたい=黒」は逆効果になることが多いです
- 髪が明るめ・白髪が多い方はライトブラウンで”ぼかす”という選択も
- 1回目は明るめから。暗いほうへは足せますが、明るくは戻せません
とくに2つ目が大事です。ここを知らずに選ぶと、かなりの確率で後悔します。
いちばん大事な話|暗い色を選ぶと、白髪が”早く”目立ちます
「白髪をしっかり隠したいから、いちばん暗い色にしよう」——これがいちばん多い失敗です。
理由はシンプルで、根元が伸びたときのコントラストです。
| 選んだ色 | 染めた直後 | 2週間後(根元が伸びると) |
|---|---|---|
| 黒・ブラック | ◎ しっかり隠れる | × 白と黒の差がくっきり。すぐ気になる |
| ダークブラウン | ○ 自然に隠れる | ○ 境目がゆるやか |
| ライトブラウン | △ うっすら | ◎ 白髪が全体に紛れる |
つまり——「染めた直後のきれいさ」と「次まで持たせられるか」は、逆になるんです。
カラートリートメントは、2週間に一度くらいのペースで続けていくもの。大事なのは「染めた日」より「そのあとの13日間」です。



サロンでも「もっと暗くしてください」と言われることがありますが、少しだけ明るめをおすすめしています。そのほうが、次に来るまでラクなんです🌿
色別ガイド|4つの色、それぞれ誰に向いている?
カラートリートメントの色は、商品によって名前が違いますが、だいたい次の4つに分けられます。
| 色 | こんな人に | 注意点 |
|---|---|---|
| ブラック/ナチュラルブラック | 地毛が真っ黒/絶対に隠したい | 根元が伸びると差がくっきり。重く見えることも |
| ダークブラウン | 迷ったらこれ。ほとんどの方に合う | とくになし。いちばん失敗しにくい |
| ブラウン/ナチュラルブラウン | もともと明るめに染めている | 白髪が多いと、うっすら感が残る |
| ライトブラウン | 白髪が多い/ぼかしたい | しっかり染めたい方には物足りない |
⚠️ 注意してほしいのが、同じ「ダークブラウン」でも、商品によって出方が違うこと。
「アッシュブラック」のように名前と実際の色が違うことも珍しくありません(洗い流したお湯が紫っぽく出る商品もあります)。名前だけで判断せず、1本目は少し明るめから試すほうが安全です。
あなたはどれ?|3つの質問で決まります
上から順番に読んで、当てはまったところで止まってください。
Q1. いまの髪は、明るめ?暗め?
これがいちばん大事な基準です。白髪の量より、まず「今の髪の色」に合わせてください。
- 地毛のまま・真っ黒 → ダークブラウン(黒を選ぶと重くなりすぎます)
- こげ茶〜暗めの茶 → ダークブラウン
- 明るめの茶 → ブラウン or ライトブラウン
髪の色より暗い色を選ぶと、染めた部分だけ浮いて見えます。まずここを合わせてください。
Q2. 白髪はどれくらい?
- 数本〜ちらほら → 少し明るめでOK。全体になじませるほうが自然です
- 分け目・生え際にまとまって → ダークブラウン
- 全体の3割以上 → 明るめでぼかすほうが、伸びても目立ちません
意外に思われるかもしれませんが、白髪が多い方ほど、明るめのほうがラクです。暗く染めるほど、伸びたときの差が大きくなるからです。
Q3. どれくらいの頻度で染められそう?
- 週1〜2回きちんと使える → 好きな色でOK
- 2〜3週間に1度がやっと → 明るめ一択。暗い色は根元が目立ちます
続けられるペースに合わせて色を選ぶ——これが、失敗しないいちばんのコツです。



「理想の色」ではなく「無理なく続けられる色」を選んでくださいね。カラトリは続けてこそ色が育ちますから😊
失敗しないための3つのコツ
① 1本目は「明るめ」から
カラートリートメントは重ねるほど濃くなります。だから暗いほうへは後から足せますが、明るいほうには戻せません。1本目は「ちょっと明るいかな」くらいで正解です。
② 商品を変えるときは、色も見直す
同じ「ダークブラウン」でも、メーカーが違えば色は違います。商品を乗り換えるときは、前と同じ色名を選べば同じになる、とは限りません。不安なら1トーン明るめから。
③ 最初の数回は「様子を見ながら」
放置時間を短めにして、色の入り方を確かめてください。物足りなければ、次回は少し長めに。いきなり長時間置くより、確実です。


もし色で失敗してしまったら
色選びは、正直やってみないと分からない部分もあります。もう染めてしまって「思っていたのと違う」という方へ、症状別に対処法をまとめた記事があります。
赤っぽくなってしまった
カラートリートメントは赤みが出やすいもの。原因と、次から防ぐ方法はこちらです。


黄色っぽく退色してきた
時間が経つと黄色く抜けてくることがあります。色持ちのケアと合わせて。


暗くなりすぎた
重ねすぎて真っ黒になってしまったときの対処法です。





失敗しても、取り返しはつきます。カラトリは少しずつ抜けていくので、じっくり付き合えば大丈夫ですよ🌿
色が決まったら、次は商品選び
色の方向性が決まったら、あとはどの商品にするかです。
実際に私が4商品を使って比べた結果はこちらにまとめています。染まり具合の写真も載せていますので、色のイメージの参考にもなると思います。




よくある質問|色選びQ&A
Q. 2色を混ぜて使ってもいいですか?
できますが、おすすめはしません。色が読みにくくなり、次に同じ色を再現できなくなります。まずは1色で試して、物足りなければ商品を変えるほうが確実です。
Q. 「アッシュ」って書いてあるけど、どんな色?
赤みを抑えた、くすんだ落ち着いた色です。日本人の髪は赤みが出やすいので、赤っぽくなるのが嫌な方には向いています。ただし商品によって出方の差が大きい色でもあります。
Q. 白髪染めとカラトリで、同じ色を選べばいいですか?
いいえ、カラトリのほうが1トーン明るめを選んでください。カラトリは重ねるほど濃くなるので、同じ色名だと想像より暗くなります。
Q. 美容院で染めた色と、同じにできますか?
完全に同じにはなりません。カラートリートメントは色をのせるだけなので、美容院のヘアカラーのような明るさは出せないからです。「サロンの色を保つためのつなぎ」と考えて、近い色を選ぶのが現実的です。
Q. 色が思ったより入りません
カラートリートメントは1回では染まりません。3〜4回重ねて色を育てるものです。それでも入らない場合は、放置時間・塗る量・髪の状態が原因かもしれません。


まとめ|「理想の色」より「続けられる色」を
- 迷ったらダークブラウン。いちばん失敗が少ない
- 🔑暗い色ほど、根元が伸びたときに白髪が目立つ
- 白髪が多い方ほど、明るめのほうがラク
- 1本目は明るめから。暗くは足せるが、明るくは戻せない
- 同じ色名でも商品が違えば色は違う
色選びで迷っている時間は、けっこう長いですよね。私も、お客さまと一緒に色見本を眺めながら悩むことがあります。
でも——カラートリートメントの色選びは、そこまで深刻に考えなくて大丈夫です。少しずつ色が入るタイプなので、失敗しても数週間で薄れていきます。取り返しのつかない選択ではありません。
まずは1本、ダークブラウンあたりから始めてみてください。使ってみると「もう少し明るいほうがいいな」「これで十分だな」と、自分の好みが分かってきます。



完璧な色を最初から当てなくていいんです。使いながら、自分に合う色を見つけていきましょうね😊









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