白髪染め後、髪がパサパサするのはなぜ?
白髪染めした直後はツヤがあるのに、数日後にはパサパサ…
「私だけ?」「染めるのをやめるべき?」と不安になりますよね。
実はこれ、加齢による髪質の変化と白髪染めの化学反応が合わさることで起こります。

ここでは、白髪染めで髪がパサつく主な原因をわかりやすく紹介します。
【原因①】エイジング毛は乾燥しやすい
40〜50代の髪は、以下の変化が起きています。
キューティクル(髪のうろこ)が薄→開きやすい→乾燥しやすい→うねりやすい
そこに白髪染めの薬剤が入ると、さらに乾燥しやすくなり、
パサつき・広がり・指通りの悪さにつながります。



私も40代に入ってから、「いつもの白髪染めなのに、急にパサつくようになった」と感じてます。事実「エイジング毛は20代の頃の髪よりも薬剤に弱いです」
【原因②】市販の白髪染めはアルカリが強め
市販の白髪染めは、
誰でもしっかり染まるように薬剤が強めです。
そのため、
- 髪内部のタンパク質が流出
- キューティクルが開きっぱなし
- 水分が抜けて乾燥
といった状態になり、パサパサの原因に。
サロンカラーと市販の白髪染めで、仕上がりの差が出るのはこのためです。



特にロングヘアの方、どんなにお手入れ頑張っても市販のカラー剤を使っていたら、髪のパサパサは避けられません。
【原因③】白髪は染まりにくい → 強い薬剤になる
白髪は黒髪に比べてキューティクルが硬く、色が入りにくい特徴があります。
そのため、
しっかり染めるには 強めの薬剤 が使われやすい=髪が傷みやすい、という負のループに…。
パサパサ髪を改善する方法



ここからは 今日からできる対策 をまとめます。
改善方法① 白髪染め前日は「洗いすぎない」
意外と見落とされがちですが、
前日に髪を洗いすぎると 皮脂が落ち、保護力ゼロ の状態で染めることになります。
前日〜当日はシャンプーのみ。トリートメントは毛先だけ にして、頭皮は清潔に保ちつつ守りましょう。
パサパサだけではなく、カラー剤の頭皮のしみやかぶれを防いでもくれます。
改善方法② アミノ酸シャンプー・弱酸性シャンプーに切り替える
白髪染めでアルカリに傾いた髪を、弱酸性で整えてあげるとダメージ回復が早くなります。
例えば
- アミノ酸系シャンプー
- ボタニカル系の保湿特化シャンプー
- 「エイジング毛向けシャンプー」



私はシャンプーに変えるようにしたら、パサつきがかなり改善しました。
“きしみ”が減るので、同世代の方には本当におすすめです。
オールインワン黒髪クリームシャンプー【KAMIKA】
高級シルク配合シャンプーコンディショナー【SILK THE RICH】
改善方法③ 乾かす前は必ずオイル or ミルクを使う
乾燥毛は、熱をそのまま受けるとダメージが倍増します。



ミルクやオイルを使うと効果的です。
ミルボン エルジューダ
改善方法④ 美容室で「酸性カラー」「ヘナ」を相談
最近は、白髪をカバーできる 低ダメージの白髪染め が増えています。
- 酸性カラー(マニキュア系)
- ヘナ
ダメージを最小限にしたい方には特におすすめ。



分からないことは遠慮なく美容師さんに聞いてみましょう。きっと快く答えてくれますよ!
改善方法⑤ 染める頻度を伸ばす工夫



パサつく原因の根本は「頻繁なカラー」
そこで考えました。
- カラーリングブラシ、ヘアマスカラなどを活用
- リタッチ(根元だけ染める)にする
- カラートリートメントでつなぐ
これだけでも、負担が80%減ることも。
カラーリングブラシ・ヘアマスカラなどを活用
リタッチ(根本だけ染める)にする



基本リタッチ、数回に一度全体染めをすることによって、毛先のダメージを防げます。
【スカルプD ボーテ ヘアカラートリートメント】
少しの白髪の伸びは、カラートリートメントでしのぎましょう。
アルカリカラー剤を使う頻度を減らすことで、髪のダメージを減らすことが出来ます。




まとめ 白髪染めとパサパサ髪は、正しいケアで改善できる
白髪染め後のパサつきは、
「年齢による髪質の変化 × 強い薬剤」
の組み合わせで起きています。
ただし、ここ大事。
- シャンプーの見直し
- 前後ケア
- ダメージの少ないカラー剤
を選ぶだけで、髪のツヤは確実に戻ります。



40〜50代の髪は、まだまだ綺麗を取り戻せる年代です。
ぜひ今日から、できるところから取り入れてみましょう。







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