40代を過ぎると、白髪の悩みが一気に増えてきます。
「美容院で染めるのはお金も時間もかかるし、自宅で簡単に染められる方法がいい」
そんな思いでヘアカラートリートメントを使ってみたけれど…
「思ったほど染まらない」「すぐ落ちてしまった」
こんな経験をした方は少なくありません。
でも安心してください。
カラートリートメントで白髪が染まらないのには理由があります。
原因を知って、正しい方法を試せば、40・50代の髪でも自然にきれいに染めることができます。

この記事では、
染まらない原因
しっかり染めるためのコツ
おすすめの製品
をまとめてご紹介します。
40・50代の白髪事情とカラートリートメントの悩


「分け目やこめかみに白髪が集中して目立つ」
「生え際だけ真っ白で老けて見える」
40代・50代になると、こんな声をよく聞きます。
白髪染めはしっかり色が入りますが、その分ダメージや刺激が気になる年代。
そこで「髪や頭皮にやさしく、手軽に染められる」と注目されているのがカラートリートメントです。
ただし、カラートリートメントは従来の白髪染めと仕組みが違うため、思ったように染まらないこともあります。
ヘアカラートリートメントで白髪が染まらない原因


髪質の変化
40代以降は髪の水分や油分が減り、硬くなったりパサついたりしやすくなります。
キューティクルが閉じてしまうため、染料が髪の内部に入りにくくなるのです。
白髪そのものの性質
白髪は黒髪に比べハリコシがあり、染料をはじき、とても染まりにくいです(太くて硬い髪質の方は特に)。
そして、白髪は色素(メラニン)がないため、黒髪に比べて色が定着しにくい特徴もあります。
特にこめかみや生え際は染まりにくいです。
使用方法の問題
「放置時間が短すぎた」「塗布量が少なかった」「均一に塗れていなかった」
こうした使い方のちょっとしたミスでも染まりにくさにつながります。
製品の染色力の違い
カラートリートメントには「ケア重視タイプ」と「染毛力重視タイプ」があります。
前者は髪を守る効果は高いですが、色が淡く「染まらない」と感じる人もいます。
白髪をしっかり染めるためのコツ



私が実際に試して効果を感じた方法をご紹介します。すべて大事!
髪を清潔にしてから使う
余分な皮脂やスタイリング剤が残っていると、染料が髪に定着しません。
シャンプー後、しっかりタオルドライ後、乾かした清潔な髪に塗るのが大切です。



濡れている髪に染料を塗布すると、染まりが悪くなるので注意です(染料が薄まるので)。必ず乾いた髪に塗布しましょう!
放置時間を長めにとる
説明書に「15分」とあっても、白髪をしっかり染めたいならプラス5分〜10分置いた方が染まりやすいです。
特に髪が太くて硬い方は、染まりが悪いので長めに時間を置くと良いでしょう。
染料を多めに塗布する
染料の量と染まり具合は、ある一定ラインまで比例します。
細毛〜普通毛の方は適量で問題ないですが、太くて硬い髪質の方は染まりにくいので、染料を多めに塗布しましょう。



細毛〜普通毛の方でも、染まりが悪いこめかみなどに多めに染料を塗布すると、効果を感じます。
温める工夫をする
塗布した後にラップやシャワーキャップをかぶり、ドライヤーで軽く温めると染料の浸透力が高まります。
「美容院のスチームの代わり」と考えると分かりやすいですね。



ドライヤーの風量は弱で、20センチ程離して温めるのがコツです。
繰り返し使う
カラートリートメントは1回で完全に染めるものではなく、数回使うことで徐々に色が定着します。
私のおすすめは「最初は3日連続、その後は週1〜2回のメンテナンス」です。
この方法で、こめかみの白髪がしっかりカバーできるようになりました。



個人差があるので、様子を見ながら実践していきましょう。
40・50代におすすめのカラートリートメント2選



ここからは、口コミや実際の体験談でも評価の高い製品を紹介します。
スカルプDボーテ ヘアカラートリートメント
ジアミン不使用で敏感肌でも使いやすい定番商品。
特にダークブラウンは「自然に染まった」「髪がつやつやになった」と好評です。
【マイナチュレ 】カラートリートメント
白髪世代の女性向けに作られたトリートメント。
染まりやすさと頭皮ケアの両立ができるのが強みです。
「美容院に行く間隔を延ばせた」との声もあります。
30日間返金保証、ずっと送料無料(定期コースご利用のお客さま)、いつでも解約、休止できます。
「髪がしっとりまとまる」「若々しく見える」と40・50代女性に人気です。
こちらもジアミン不使用商品です。
カラートリートメントで染まらない時の代替ケア



どうしても染まらないときは、無理せず工夫してカバーするのもアリです。
根本だけ「白髪隠しマスカラ」などで応急処置
顔周り、気になるところだけにササッと塗れるのでとても便利です。
シャンプーで簡単に落ちるのも良いですね。
美容院のカラーを併用する
「なんか染まりが悪いな」という時、美容室に行ってみるのもありです。しっかり染めてくれるという利点もありますが、この際分からないことをプロの美容師さんに沢山聞きましょう。
きっとプロ目線で、その方に合ったアドバイスをくれるでしょう。



美容室は情報収集の場所としても活用できます。遠慮せず何でも聞いて大丈夫ですよ!
カラー用シャンプーや紫外線ケアで色持ちを良くする
カラー用のシャンプーを使うと色の持ちが良くなります。
紫外線は、髪のダメージ→カラーの色落ち、に繋がります。
UVスプレーを使うことによって、髪のダメージを防ぐことができます。



「染まらない」と焦るよりも、上手に組み合わせることで快適に白髪ケアできます。
よくある質問(FAQ)


Q:1回でしっかり染まりますか?
A:残念ながら、1回で黒髪のようにしっかり染め上げるのは難しいです。
カラートリートメントは回数を重ねることで少しずつ色が定着していくタイプ。
「最初の3〜5回で徐々に白髪が目立たなくなる」と思っていただくと安心です。
Q:明るい色にすることはできますか?
A:白髪は黒髪より染料が入りにくいため、暗めの色(ダークブラウンやブラック)の方がきれいに染まります。
明るめカラーを楽しみたい場合は、美容院カラーやヘアマニキュアと併用すると自然な仕上がりになります。
Q:どのくらいの頻度で使えばいいですか?
A:最初は集中的に使うのがおすすめです。具体的には「最初の3日間は連続使用」すると色が定着しやすくなります。
その後は週1〜2回のペースでお手入れすれば、きれいな色味をキープできます。
Q:放置時間はどのくらいが効果的ですか?
A:説明書には20分と書かれていても、プラス5〜10分置くとしっかり染まることが多いです。
ただし長時間放置しすぎると乾燥の原因になるので、30分以内を目安にしましょう。
Q:色落ちしやすいのですが、どうすればいいですか?
A:シャンプーの選び方や日常のケアで色もちが変わります。
・カラー専用シャンプーを使う
・お湯の温度をぬるめにする(38℃前後)
・紫外線対策をする
これだけでも色落ち防止になります。
Q:頭皮や髪へのダメージはありますか?
A:一般的な白髪染めよりは刺激が少なく、トリートメント効果も期待できます。
ただし製品によって成分が異なるため、敏感肌の方は「ジアミン不使用」など低刺激タイプを選ぶと安心です。
40・50代の白髪がヘアカラートリートメントで染まらない理由と対処法 まとめ


カラートリートメントで白髪が染まらないのは、髪質や白髪の特性、使い方や製品選びが原因のことが多いです。
でも「正しい方法」と「自分に合った商品」を選べば、40・50代の髪でも自然に若々しく見せることができます。
美容院で染めるのは大変だけれど、白髪はどうにかしたい…。
そんな方こそ、カラートリートメントを上手に取り入れてみてください。







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