生え際や太い髪の毛がそまらない原因と対策【40代からの白髪染めガイド】

白髪染めをしても、「生え際だけ白く浮いてしまう」「太くて硬い髪は染まりが悪い」という経験はありませんか?
特に40〜50代になると、髪質や白髪の状態が変化し、これまでのやり方では色が入りにくくなることがあります。
この記事では、生え際や太い髪が染まりにくい原因と、自宅でできる工夫、美容室での解決法、さらにおすすめアイテムまで詳しくご紹介します。今日から実践できる内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
なぜ生え際や太い髪は染まりにくいのか
基本白髪というのは、細毛、猫毛、どんな髪質の方でもハリコシがあり、染まりにくいことが多いです。その理由はこちら。
- 髪質の影響:太く硬い髪はキューティクル層が厚く、薬剤が内部まで浸透しづらい。
- 白髪の特性:メラニンが少ないため、色素の定着が難しい。
- 生え際の環境:皮脂や整髪料が薬剤を弾く。さらに温度が上がりにくく発色が遅れる。

原因を知ることで、対策方法も見つけやすくなります。
自宅でできる染まりやすくする工夫
染める前の下準備


プレシャンプーで皮脂や汚れを落とす
髪の毛にスタイリング剤や汚れ、皮脂が沢山ついていると、カラー剤の浸透が悪くなります。
染まりにくいなと思う方はプレシャンプー(軽いシャンプー)をするといいです。
ブラッシングで髪を整える
髪の毛がもつれていたり、ぐしゃぐしゃだと、カラー剤が塗りにくく、染まりムラをおこしてしまう可能性があります。髪の毛が整ってない場合はブラッシングしましょう。
塗布のコツ


生え際・こめかみから先に塗る
頭全体を塗布する時間って考えたことありますか?個人差はありますが、大体8~10分位はかかるのではないでしょうか!?
少しでも長く時間を置いたほうが染まるので、まずは一番染まりにくい(染めたい)、生え際、こめかみにカラー剤を塗布し始めると、効率的に時間を使うことができます。
もしカラー剤が足りないなと思っても、一番気になる生え際、こめかみは、十分に塗布しているので、安心です。
たっぷり厚塗りする
カラー剤の塗布量と白髪の染まりやすさは比例します。
一番染まってほしい生え際、こめかみは塗布量多め、その他(白髪が少ないところ)は塗布量少なめ、で調整すると、カラー剤が足りなくなる心配も防げます。
時間はメーカー推奨+数分延長(※長すぎ注意)
カラーの放置時間は、メーカー推奨の時間より少し長めにおくと染まりやすいです。
しかし、あまり長く時間をおきすぎると、地肌までしっかり染まるので気をつけましょう(特に顔周り)。
保湿・保温をする
カラー剤は、ラップやシャワーキャップで保温・保湿をすると、染まりやすくなります。



上からドライヤーの熱を加えると、より染まりアップしますよ!
美容室での対策
美容室を利用する場合は、事前に染まりにくい部分などを伝えておきましょう。



美容室側も事前に伝えてくれた方が助かります。遠慮せずに話してみましょう。
おすすめの白髪染め・ケアアイテム
部分染め用リタッチアイテム カラーリングブラシ
【スカルプD ボーテ ヘアカラートリートメント】
使うたびに徐々に自然に染まるため、「あれ?白髪いつの間に減った?」と思われるくらい違和感ゼロ
入浴中に塗って放置、後は洗い流すだけの簡単ルーティン
髪がガサガサにならず、むしろツヤが出る
カラーは選べる4色
白髪や抜け毛ケアもできる!オールインワン黒髪クリームシャンプー【KAMIKA】



日頃から髪の状態を良くしておくことは大事です。髪の染まり具合も変わります。
染まりやすい髪を育てる
紫外線対策(帽子、UVスプレー)
紫外線にあたると髪の毛が傷みます。傷むと綺麗にカラーが入らなかったり、直ぐにカラーが取れたりする原因になります。
出来るだけ直射日光を浴びないよう、帽子やUVスプレーなどを使ってカバーしましょう。



髪の毛はスプレータイプがとっても便利!
栄養補給(タンパク質・亜鉛・ビタミンB群)
栄養が足りないと、髪の毛が細くなってきます(健康な髪の毛が維持できない)。意識して、タンパク質、亜鉛、ビタミンB群を取りましょう。
生え際や太い白髪が染まらない原因と対策 まとめ
生え際や太い髪が染まらないのは、髪質や環境が原因です。
今日からできる3つのポイントは「事前の皮脂落とし」「生え際から塗布」「温める」。



これに加えて、美容室のプロ技、知識を取り入れれば、染まりにくい白髪も格段にカバーできますよ!
コメント